呼吸が大切!歌うようにピアノを弾こう

こんにちは。木山音楽教室主宰の木山舞子です。

ピアノレッスン生のみなさん、ピアノを弾くときに、「呼吸」、、、していますか??

小さな生徒さん、ときには大人の生徒さんでも、さあ、弾き始めるぞ、というときに、鍵盤に手を置いていきなり弾き始める人がとても多いです。そして弾いている間も、平たく、どこでフレーズが切れているのか分からない弾き方になっている人が多い、、、。

これでは人の心に届く演奏はできませんね🙅‍♀️

どうしたら、人の心に届く演奏になるのでしょうか?

素晴らしい演奏を聴くと感動します。では、その時、聴いている人の心の中では何が起こっているのでしょうか?

演奏に合わせて、演奏に促されるように、心の中で歌っているのではないでしょうか?

そして演奏と聴き手の心が一体になって、より自然に、より心の底から感動をこめて歌えたとき、ああ、これは素晴らしい演奏だ、心を動かされたと感じるのではないでしょうか。

ですからより良い演奏をする為には、歌うように弾くということがとても大切なのです。

でも、この歌うように弾く、というのが、実はピアノではとても大変です。

ピアノは、蓋を開き、鍵盤をたたけば誰でも音を出すことが出来ます。そして、親指をくぐらせれば、5本の指でどこまでも音を繋げて弾くことが出来てしまいます。

音がド、レ、ミと上がっても、逆に下がっても、ドから1オクターブ上のドへ跳躍しても、とにかく正しい鍵盤を叩きさえすれば、何だって音程を気にせずとりあえず音を出す事ができます。

それがピアノの良いところではありますが、難しいところでもあります。バイオリンなどの弦楽器や歌手のように、自分で「音を作る」必要が無い分、音と音の繋がりに対する意識が希薄になってしまうのです。

歌ではどうでしょうか。音がド、レ、ミと上がっていくときは、音の方向を意識しないと歌えません。音が跳躍するときなど特に、正しい音程で歌うには身体の準備が必要です。

そして歌い始めるときにはまず深く呼吸をしないといけませんし、さらに必ずどこかでブレス(息つぎ)をしないといけません。

ピアノはどんな音でも簡単に、そして切れ目なく弾けてしまうのですが、そのまま弾いてしまうと、「歌うように」弾けないのです。

では、どうしたら歌うように弾けるのでしょうか。

その為に、まずはピアノを弾きながら歌うこと。

自分が歌ってみると、上手に歌うためには呼吸が大切なことがわかります。どこかで息つぎをしなくてはならないことがわかります。高い音に向かうときと低い音に向かうときでは、呼吸の感じも変わる事が分かります。

弾く前には必ず深く呼吸をして、息を吐きながら弾き始める。そして、フレーズの切れ目でしっかりと息つぎをして次のフレーズにそなえる。

吸って、吐いて、、、お腹の底からしっかり呼吸をし、長いフレーズは息を長く、短いフレーズは短く、呼吸をコントロールしながら弾いてみましょう。

そして、ピアノを演奏するときにその呼吸を表現するのは、手首です。(決して肩で息をしないように!!)

手首を柔軟に使い、呼吸をしっかり表現しましょう

ピアノを弾きながら歌うなんてピンとこないなぁ、と思う人もいるかもしれません。

今度、ピアニストの演奏を見る機会があったら、その表情をよーく見てみてください、みんな、しっかり歌っていますよ☺️

中には本当に声を出して歌ってしまっているピアニストもいます、、私も大好きなグレン・グールドというピアニストは、その録音を聴くと、彼の歌声まで入ってしまっているので有名です(笑)

本番でグールドのように歌うのは勇気がいるかもしれませんが、練習の時や、レッスンの時、ぜひぜひ歌ってみて下さいね。

ちなみに私はレッスンの時いつも生徒さんの横で歌っていますね(うるさいかな?😅)

ぜひみんなも一緒に歌ってくださいね!

木山舞子


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