ハノンだけではない!ピアノの指を強くするコルトーの特徴と効果

こんにちは。木山音楽教室主宰の木山舞子です。

7月は生徒さんのピアノステップや課題曲チャレンジの動画撮影が続き、私も少しピリっとしていました…といっても楽しい緊張ですが。

さて、それらも無事に終わり、さあ夏休みはちょっとひといき…。

ではなく!

長い休みこそ、そして本番後で発見した課題や反省の気持ちが新鮮な今こそ、その気持ちをバネに、指の強化に取り組みたいですね☺️

私のレッスンで指の強化に使っている教材のひとつをご紹介します。

私自身も愛用するコルトーの練習曲の幼児版、

「初心者のための ピアノテクニックの基本的原理 ジャンヌブランカール著」

です。

教室では普段から多くの生徒さんにハノンを使っています。ハノンは満遍なくテクニックを習得する為に欠かせない存在と思いますし、私自身もずっと練習してきましたが、様々な生徒たちに指導していてどうしてもハノンで解決出来ない問題が出てきます。

その問題は、しつこく言ってもなかなか癖が治らない生徒、自分の音をよく聴けていない生徒、ただただ速く、強く、弾いてきてしまう生徒にとってのものです。

初見で弾けてしまうシンプルな音形のハノンは、一部の生徒には非常に効果的ですが、自分自身でタッチの違いに気づけない場合、頑張って弾いているわりに音が綺麗にならない、ということがよくあります。

そんなとき私もオリジナルのリズム変奏や練習法を作って対処していますが、やはり根本的に、

「そもそも本当にちゃんと弾けていないと弾けない練習曲」

というものが意識の改革には必要なのではと思います。


このコルトーはまず弾くことからして非常に難しいです…でも鍵盤と指との関係を考え直す機会になります。

また、実際に弾く前に日課として行う準備運動があり、そこがとっても面白い!
まずはここだけでも、自分のテクニックを見直す良い機会になります☺️

私自身も子供の頃から色々な悪い癖に悩まされてきましたが、何も考えないでやたらガツガツ弾いてきた後に出会ったコルトーのアプローチは、目から鱗といった感じでした。


ちなみにコルトー(Alfred Denis Cortot, 1877年9月26日 – 1962年6月15日)は、20世紀前半のフランスを代表するピアニストで、私の母校エコールノルマル音楽院の創立者です。

私もフランスに10年暮らして思いましたが、気まぐれだったり適当なように思われているフランス人ですが、実は超合理的思考の国民性。コルトーのメトードにはそこのところがめいっぱい詰まっていて、私は大好きです☺️


気持ちも伸び伸びした夏休み。
普段より落ち着いて課題に取り組める夏休み。

そして発表会までまだ余裕がある今、ピアノの練習もちょっと視点を変えて、
指の弱い子、癖がなかなか落ちない子、指の訓練を頑張りましょう!

生徒さんたちがみんな、無理の無いテクニックで、もっとピアノと仲良くなれますように。

木山舞子

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