こんにちは!ピアノ講師の森田有紀です。
木山音楽教室では、ピアノを始めたて、またはピアノを始める前の小さな生徒さんに向けて、より音楽に親しんでもらうためにリトミックレッスンを行っています。
今回はそのリトミックレッスンの内容の一部と、実際に使っている楽器や道具を紹介します。
まずは「スティック」です。
使い方は様々です。
例えば、両手に一本ずつ持って、音楽に合わせてトントンと叩きます。音楽の拍を感じる訓練になります。また、音楽が高い音の時は頭の上で、低い音の時は膝の下でトントンします。小さな生徒さんにとっては、初めは音の高低を聞き分けることも難しいのですが、この訓練で良く聞き取れるようになります。
次に「ボール」です。
これは親御さんやご兄弟と一緒に、音楽に合わせてコロコロと転がしたり、相手に渡したりして楽しみます。音楽は途中で速さが速くなったり遅くなったりするのでそれに合わせてもらいます。また、ボールを渡す動きでは、アナクルーシス(準備動作)・クルーシス(動作)を感じることが出来ます。
これも子供にとって最初は難しいですが、慣れてくると、しっかりと音楽に耳をかたむけ、どんなふうにボールを転がそうか考えている様子がうかがえます。
それから楽器の数々です。
タンバリンや鈴、カスタネットなど。叩くと色々な音がするので、お子さんも毎回選ぶ時にどの楽器にするか迷っています。
このようにリトミックレッスンでは、歩く、走るなどの動作の他に様々な道具を自分で自由に選んで音楽に合わせる訓練をします。ピアノと一緒に自分で音が出せると楽しいですよね! 楽しくて一見遊びのようですが、しっかりと音楽の練習になっていますよ😊
森田有紀
(センター南教室・ピアノ/絶対音感/ソルフェージュクラス担当)