絶対音感訓練、その先に

こんにちは。木山音楽教室主宰の木山舞子です。

10月になって、教室の待合スペースもハロウィン仕様になりました🎃

さて、今日は絶対音感訓練についてです。

木山音楽教室では、2歳から6歳までの小さな生徒さんに向けて、絶対音感訓練のレッスンを行なっています。

現在もたくさんの小さな生徒さんが日々トレーニングやテストを頑張っており、中には訓練カリキュラムが完了する生徒さんもみられます。

みなさんここまでよく頑張りましたね!

でも実は、絶対音感とは、つけてそれで終わり、、、ではないのです

というより、つけて終わり、では本当に勿体ない!

絶対音感訓練では、ピアノの88鍵の音、どの単音をきいても正確に答えられるようにはなりますが、和音の聴き取りについてはそれから別の訓練をしなくてはなりません。

また、せっかくつけた音感をより豊かな音楽活動に活かす為には、聴こえた音をノートに書き留める聴音の訓練も必要です。

ある5歳の生徒さんは、3歳から1年間の訓練で絶対音感を身につけましたが、最近、ピアノのレッスンに加えて聴音のレッスンを開始しました。

伊藤瑞基先生と。とっても楽しそうに取り組んでいます。

聴音とは、先生が弾いた和音やメロディを耳で聴き取り、ノートに書き留める訓練ですが、聴こえた音の音名を素早くノートに書き留めるのには練習が必要です。

そして、絶対音感訓練を開始する3歳、4歳などの小さいお子さんは、まず音符が上手に書けませんから、鉛筆で書く練習からはじめ、音符の丸を小さく正確に書く練習をして、それが出来るようになってから本格的な聴音の訓練を始めます。

これが出来ると、音楽活動の可能性が一層広がり、楽しくなります😊

聴こえてきた音楽を楽譜におこしたり、アレンジしたり、、、可視化すること、それが出来る能力を身につけることで見えてくる音楽の世界もあります。

絶対音感は、それだけで素晴らしい能力ですが、そもそもが音楽をより深く、より自由に実践する為のものです。

今絶対音感トレーニングに取り組んでいる皆さんには、ぜひその事をよく理解し、音感がついた後に広がる素晴らしい音楽の世界を楽しみに頑張ってもらいたいなと思います😊

木山舞子

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