皆さんこんにちは。ヴァイオリン講師の早川愛美です。
5月17日の発表会は、私自身もとても心に残る、濃い1日となりました。
今回ヴァイオリンクラスでは、1人ずつのソロ演奏の他、私も入れた13名での合奏も行いました。
ヴァイオリンで合奏というのは、弓の動かし方が他のパートにつられたり、ただでさえ音程を正しく弾くことが難しいヴァイオリンで、様々な音が聴こえる中で自分の音を正しい音程で弾くというのが、本当に本当に、大変なことです。
今回、1人ずつが数ヶ月前から個々に練習を始め、4月に行われた弾き合い会で、初めて皆で一緒に音を出してみました。
自分の音が聴こえないからか、皆それぞれにとても大きな音で弾こうとしたり、本来休符の箇所で弾き始めてしまったり、何より、自分のペースで弾くことができない合奏を初めて体験したことで、何が行われているのかピンときていない様に見受けられる生徒さんもいたり‥！
全員での練習は（弾き合い会の）1回だけでしたので、少しハラハラしながら発表会を迎えることになりました。
発表会前の最後のレッスンでは、何より「この曲は讃美歌で、神様とお話をする時に歌われる歌であるから、優しく、そおっと音を出して欲しい」ことを、皆に伝え続けました。
休符があり、入り方が分かりにくいパートの生徒さんには「弾き始める時に必ず私が合図をするので、必ず私を見て欲しい」ということをお伝えしました。
発表会本番では、こちらを見てくれる眼差しが本当に一生懸命で、誠実さが伝わってきて、とても心が温まりました。
普段はなかなかできない合奏は、生徒さんそれぞれに貴重な経験だったことと思います。
普段のレッスンや、今回の合奏の様な生徒さん同士の関わり、発表会ではお客様も含めて、これからも皆が音楽を通してたくさんの幸せを感じられることを心から願います。同時に、生徒さんの成長を心から楽しみにしています。
早川愛美
（センター南教室・ヴァイオリンクラス担当）
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