フランス滞在レポート②〜フランスに来て感じたこと・演奏について〜

こんにちは。木山音楽教室ピアノ講師の田代優奈です。

昨年秋からパリ地方音楽院での勉強をスタートし、4ヶ月がたちました。

現在暮らしているパリ郊外・リュエイユマルメゾンのサンタハウスにてサンタと記念撮影!

さて、皆さんも発表会などで自分の演奏の録画を聴くことがあるかと思います。私もありますが、自分の演奏が日本にいた時はあまり好きではありませんでした。常に作曲家の意図を追い求めて、そこに正解を探していました。そして、「こう弾かないと」という見えない縛りを感じてどこか窮屈さから抜け出せずにいました。

ドイツ・アイゼナハにあるバッハの生家。ヨーロッパ各地の音楽家ゆかりの地に気軽に旅できるのも、留学生活の醍醐味です。

フランスに来て、自分が演奏会をしたり、クラスコンサートなどで色々な子の演奏を聴く機会がありました。
お客さんは、日本にいる時以上に、奏者の個性を聴いており、周囲の演奏はびっくりするほど個性的で、その子にしかできない演奏で溢れていました。

言われたから、ではなく、縛られることもなく、自分の弾きたいように弾いている印象を受けました。そしてまた、それを許容する聴衆の雰囲気も感じました。

まさにそこに、音楽をする意味があるのではないかと、初心に帰って大切なことに気づかされました。

もちろん自分本位すぎる演奏や自己満足の音楽に偏ってしまうのは良くありませんが、基本的にストレスなく音楽と向き合っていく上で上記の気づきは有意義なものであったと思っています。

日常生活でも、レッスンでも、こちらの人と話していると、「自分が心から感じていることが大事」「あなたが幸せであれば私も幸せ」とよく言われます。その度に、私の中にずっと存在していた窮屈さが少しずつ緩み、肩の力が抜けていくのを感じます。

自分が満足できることが大事。
最終的に、正解は自分の中にしかない。

以前よりも自分をしっかりと持ち、自分の耳を信頼して、自分が聴いて心地良いと思う演奏を目指すようになりました。

人が聴いてどう思うかな、それももちろん大事ですが、結局どう弾いても賛否両論あるわけで、それならば自分が満足できる演奏をまず目指すのが良いのではないか。

結論、そのためには沢山の努力が必要です。オーケストラを沢山聴いたり、分析したり、作品の背景を調べたりとより一層研究に勤しみながら、ヨーロッパにいることを有効活用して良いものをよく聴き、自分の音楽を磨いていけたらと思いました☺️

ベルリンフィルハーモニー  
クラシック音楽の本場で、豊かな音楽に溢れた日々を過ごして頑張っています!

田代優奈
(センター南教室・ピアノ/絶対音感/ソルフェージュクラス担当)

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